皆さま、こんにちは。
例年6月半ば頃から始まるウニ漁(口開け)が、今年もはじまりました!
「口開け」とは、ウニを海から獲って、剥いて、出荷することを指します。
あるいは、ウニ漁の解禁日そのものを指すこともあるようです。
ウニは「箱めがね」という道具で海中を覗きながら、タモを巧みに操って獲ります。
潮流や風を読み、長年の経験で培われた感覚を頼りに、中身の詰まった美味しいウニを見極めては掬い上げるという、熟練の技を必要とする作業です。
新物のウニはあっさりとした味わいと口溶けが特徴で、舌に乗せた途端、じんわりとウニ特有の甘みが沁み出てきます。言わずもがな、日本酒との相性は抜群です。
これから海が暖かくなるにつれ、ウニはどんどん濃厚な旨みを蓄えていきます。
三陸の豊かな海が育んだウニを、ぜひ宮古のすし店で味わってみてはいかがでしょうか。