旬、到来。味わい深まる生ウニを今、宮古で!

皆さま、こんにちは。

先日のお知らせでは今シーズンのウニ漁の解禁についてお伝えしましたが、7月を目前にして宮古のウニはいよいよ旬の時期を迎えました。
天然ものだけに獲れる量や質にバラツキがありますが、今年のウニ漁は量、質ともに良好な状態が続いています。

今の時期、宮古市内のすし屋でのおすすめはもちろんウニ。水揚げ後、殻を剥いたばかりの新鮮な「生ウニ」を使ったすしが提供されています。

ということで、市内すし店のひとつ「小さなすし屋 紗ら」にお邪魔してきました。

暖簾をくぐるなり、「運がいいねえ、今日は口開けがあったばかりだよ」と威勢の良い声を掛けてくれたのは店主の鈴木徹哉さん。仕入れたばかりの生ウニがネタケースの中で迎えてくれました。

「このウニは仕入れたものだけど、殻から剥くこともあるんだよ」と鈴木さん。実は、紗らの女将さんの実家は漁家を営んでおり、ウニの口開けが始まると、殻剥きのお手伝いで忙しいのだとか。「女房が実家の手伝いをしているおかげでうちでは殻付きのウニが手に入るんだよね。もちろん、まだ生きているやつだよ」と笑顔で教えてくれました。

そんな鈴木さんが「最近のお客さんに人気なんだよね」と提供してくれたのが、生ウニのおつまみ。大葉の上の大粒の生ウニが贅沢に盛られた一品です。「ウニのすしといえば軍艦が定番で、もちろんうちでもおすすめなんだけど、宮古の生ウニをそのまま食べたいって言うお客さんも多くてね、そんな人にこれを出すともうノックアウトだよね!」と鈴木さん。ちなみに、この生ウニのおすすめの食べ方は、何も足さない、何も引かないというもの。「宮古のウニは味が濃いのに驚くほど爽やか。この味を楽しむには、ウニそのものが持っているほのかな塩味で食べるのが最高。一度食べたら忘れられないって誰もが大喜びだよ」と、鈴木さんは宮古のウニの質の高さに胸を張ります


宮古のウニの旬は、8月中旬ぐらいまで。これから夏の盛りを迎えるにつれて、ウニは身に栄養を蓄え、ますます味わいを深めます。みなさんも市内のすし屋をめぐってとびきりの宮古の生ウニを食べてみませんか?

PAGE TOP